入試1ヶ月前

とうとう、入試の1ヶ月前となった。
1ヶ月…あと1ヶ月しかないのか、と思うと、暗澹たる気持ちになる。
ここ数ヶ月の時間の経つ早さと、その間の成果を考えて、暗澹たる気持ちに…。
この2ヶ月でだいぶ持ち直したな、と感じられていたなら、焦る気持ちや本番で実力が発揮できるかな、という不安な気持ちはあるだろうが、事態はもう少し深刻だ。
子本人がもう少し現状を深刻に受け止めて、残り1ヶ月本気になって取り組んでくれたら、と思うが、まあ神経が図太いというか、繊細な精神の持ち主でないことはむしろあの子の利点というか、ある種の美徳かもしれないとも思うので(美徳ではないな)、そこはプラスに捉えようと思う。

この1ヶ月をどう過ごすか、どのように勉強していくのか、その子によっても違うだろうし、きっと正解はないんだろう。
とにかく過去問を解きまくるべし、というやり方もあるだろうし、塾はもう休んで自宅で苦手科目を潰す作業に特化したり、まんべんなく様々なタイプの問題を解いて直して…を繰り返すのがいいのかもしれない。
それらを複合的にやっていくのが一番いいのかなとも思うが、算数だけでも全然時間が足りないのに、更に理科と社会もあり、国語も自宅ではやらないだけで塾では算数と同時間取られているし、時間が足りないのは必至だろう。

冬期講習を休んで自宅で勉強、というのは基本的にNGらしく、そのようなことを先生から言われたとのことなので、塾へは基本的には休まずに行かせようと思っている。
取捨選択すべきかと思いつつも、朝から晩まで授業があるわけではないので、子がやるべきことは自宅学習や自習室でやり、授業で出された課題やテストは受けさせようと思う。

親が考えるべくは、自宅でどのような勉強をさせるかで、自主的にできないタイプの子なら(8割はそんなタイプの子だと思いたい)、ちゃんとやってるか監視してでもさせることだろう。
今週末から冬期講習、志望校別特訓などが始まるが、朝から晩までということもなく午後の6時間、といったところなので、午前中と帰宅後に自宅で何をさせるか、講習が1日休みの日には何をするかを考えておこうと思う。

いまだに、悪い点数のテストが返ってきたり問題集で間違いが連発だったりすると、もう無理だ、どうにもならない、と思うこともあるのだが(情けないことに数日に一度はある)、ここまできたら、どんな状態であれ、受験はするのだろう。
この1ヶ月頑張れるのか、成果は出るのかはわからないし、なんの確証も持てないが、最後までとにかく足掻こうと思う。