【入試6日前】ここに来て、時間配分問題が浮上

昨日は夜に併願校の過去問をした。
ここは、2コース制の学校で、志望順位としては3番目となるが、チャレンジ校はもう本当に今の子の実力からすると記念受験の域となっているので、正直なところ第一志望とか第二志望とかそういった感覚がないぶん、実質はここの上のコースが本命校に次ぐ第二志望かなと考えている。

これまで、子はどこの学校の過去問をしても時間オーバーするということはなく、半分の時間ということはないが大抵10分から20分前にはもうできた、もう終わる、ということがほとんどだった。
きっちり時間計って最後まで見直しなどもさせた方がいいのかもしれないが、少し早めに終わる分にはいいだろうと考えていたし、出来不出来は別として、時間内に一通り終わるのはいいことだろうと思っていた。

しかし時間内に終わるからと言ってよくできているというわけではなく、むしろもうわからないからと簡単に諦めて短時間で終えていたという側面も大きく、苦手な算数では最後まで全て答えは書いてるけど間違いが多く、難しいからこそ時間をかけて考えずに終えていたわけだが、昨日行った学校の過去問は、やたら時間をかけてやっており、結局1時間少し過ぎてやっと最後まで解いていた。
最後までやったとはいえ、最後の方は間違いだらけで点数は酷いものだったのだが、この学校はそれほど難しくないはずだ、だからとにかく解かないと!と思っていつものようにすぐに諦めずに時間を気にせず解こうとしたのかもしれないが、ここにきて時間配分について考えなければならないというのは想定外だった。
今回は、結局最後の方はほぼ間違っていたのでやってもやらなくても点数は変わらず同じ結果だったわけだが、もし最後の方の問題が合っていて、途中の難しいのをすぐに諦めて出来る問題からしていくということができていたら点数がかなり違っていたのに、ということになればやはり時間配分の重要性をもっと実感しただろう。
ちょっと苦手な問題に当たるとすぐに諦めてしまうのは子のウィークポイントの一つだが、この時期になって謎の諦めなさを発揮されても困るな、と感じた。
ちょっとわからないと思ったらすぐに飛ばして次へいけ、というのもなんだが(子の「ちょっとわからない」はかなり低レベルなので)、やはり一問に時間をかけ過ぎて時間がなくなるよりは、とにかく最後の問題まで一度はやってみる方がいいに違いない。

今更ながら、算数は時間配分を考えて、わからない、難しいと思う問題はもうしつこく考えずにとりあえず次へ行くこと、大問の最後の問題は大体ちょっと難しいので、余程得意、これはわかる!と思わない限りはもうやらなくてもいいから、とにかく大問の1番、2番くらいまでは全部当たれるように時間考えてやるように!と言ったが、当日になったらわーっとなって、しつこく一問を追っかけて時間切れ、となる可能性は十分あるだろう。
もともとそのタイプの子なら、もっと早くから時間配分の対策を取るだろうが、これまではもっと時間あるからもう少し一問一問を粘れよ、というタイプだっただけに
盲点というか、ここに来てこの問題が浮上…!と少々動揺している。
しかし、もう親としては、時計を見ながら、あまり一問に時間かけずとにかく最後の問題までたどり着くようにやるんだよ、と言うしかない。

算数はこの学校の過去問としては1番か2番目に悪かったが、国語が良かったので上のコースでの合格最低点は10点以上は上回っており、算数の出来なさにやさぐれ気味だった子もほっとしていたようだ。
あと6日間、今更学力が上がるとか解けなかった問題がどんどん解けるようになるとは思わないが、最低でも今の実力を発揮できるようメンタルを安定させて体調を崩さないようにだけしたいと思う。