過去問の使い方

先日、赤本をメルカリで購入し、それ以前にもブックオフで購入した時に思ったのだが、みんな赤本をこんなきれいな状態のまま使わせているのだろうか。
もしくは、一応買ってはみたものの、結局受験の候補から外れたので実際には使わずに終わった、というパターンが多いのだろうか。

私がブックオフで2冊、メルカリで1冊購入したものは全て、やった形跡の感じられないような状態だったが、みていると、表紙に多少の折り跡があったり、中に少々書き込みあります、と記載されているもののあったので、できるだけきれいな状態で使用したという人も多そうだ。

元々、終わったら売ることを考えていたらきれいに使うのかもしれないが、大多数の人は答案用紙だけコピーして赤本の冊子のまま、させているのだろうか。

うちも、当初はそのやり方でやらせていたが、赤本は分厚いので該当のページを広げてやるのが割とやりにくいというのと、解説と解答がその年度の問題の後についているので、やりながらチラ見してしまうのではないか、という懸念より、完全に年度ごとに切り離してやることにした。

ちなみに、答案用紙は別冊となっているが、どうせなら解答集を別冊としてほしかった。
それなら切り離さずとも、元のままでさせることができたのでは、と思う。

分厚い本を切り離して小冊子状にすることを「自炊」と言うようだが、もちろんそんな手の込んだことをするわけでなく、普通に年度ごとにグイグイ引っ張ってちぎったが、割ときれいに分割できた。

2018年前期の4教科分を一つの冊子としてホチキス留めし、解答も同様に年度、入試回ごとにまとめる。
一次前期、一次後期、二次、など、3〜4回入試機会のある学校もあるので、その場合はかなり多くの小冊子ができることになる。
うちではとりあえず第二志望までをしたので、それほど時間はかからなかったが。

さらに一歩先に進んで、問題も答案用紙も、実際の入試の時のようにA4やA3の大きさに拡大コピーをしたら完璧なのだろうが、そこまではしていない。

我が家のプリンターは、とにかく印刷さえできたらいい、と安価なものを使っているので拡大もできないが、以前は年賀状の写真印刷などもできる、小さい画面のついたようなものを使っていて、それなら拡大はできたはずなので、こんなことならせめて拡大コピーができるタイプにしておけばよかったな、と思ったが、普段は特に拡大機能は必要ないし、答案用紙のマスが小さめで書きづらいとはいえ、まあ書けなくもないし、買い直すほどではないと思うが、もし買い替えのタイミングでこのことに気づいていたら、やっぱり拡大できるものにしたかな、とは思う。

あと、画面の付いていないコピー機は、エラー表示が何を意味するかわかりづらい。

画面が付いてる、とはこういうタイプのものの意味↓

我が家のはこの手のもの↓

そして、このバラバラになった過去問の問題冊子、解答集は、年度ごとに並べてクリアファイルに入れて解答用紙冊子と共に保管している。

しかし、「こんなにぼろぼろになるまで使いました!」と使い込んだ赤本の画像を見ることはたまにあるが、こんなバラバラにされた画像を見たことはないので、大学受験ならともかく、中学受験でこんなことするのは少数派なのかなとも思う。
見た目は悪いけど、割と使いやすくて気に入っているのだけれど。

塾のテキストはともかく、プリント教材があふれかえって大変なことになっているが、分割した赤本たち、塾のプリントをがつがつまとめて資源ごみで出せる日が今から待ち遠しい。